いつか見つけてね。






愛しています、


そう伝えると光信からもギューっと抱きしめられて片手が私の後頭部に添えられていきなり舌が私の中に絡んできた。

何度も何度も、いつもの優しさよりも激しい


彼の精一杯の愛を私に叩きつけてくるかのような。


息も絶え絶えでそれでもそれでもって私の口内を攻め立てる光信の舌。


そんな口に神経が集中してる間に私の着衣は脱がされていて下着のままで抱えられてベッドに降ろされた。



「アンッ。はずかしっ。」

すると、うつ伏せにされた。



胸を露わにしないからいいかって思ったら、ツツツーと彼の舌が私のうなじを舐めあげられた。


いつどこから触られるのかわからないで、驚いて、キャッと声をあげる。


その後は唇がチュッチュと音を立てながら私の背中に落ちていく。


そしてキューッときつく吸い上げられると


「美穂の背中綺麗だな。

白い肌に、これ。俺のものだから。」


と言いながら多分、印をつけたんだろう。

指先で背筋をなぞられるとくすぐったいのと気持ちいいので、恥ずかしくて体を横にする。


光信に触られると私の体はどこでも感じてしまうのだ。


「もう。」



なんて言っても全然怒ってない、


そして私からキスを返すと私の指に光信が指を絡めてきて小指にキスすると


「絶対はずすなよ。」


ピンキーリングの付いてる小指を光信の口に含まれた。

そして甜められて、彼の目が私のことを捉えるから


その仕草を見てカーっと急に体が熱くなる。


いつもと違う光信に翻弄されるけど、愛されてるって嬉しい。


今日の光信はすごく情熱的で私の体はあっという間にいかされた。


それからは優しくいつものように愛された。


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