いつか見つけてね。



「あらあら、光信がそんな風に独占欲まる出しにするなんてね。

初めて見たわ。


あんた、美穂がとても大事なのね。」


アキラがみんなのいる前でそう言った。


そうだ、俺は美穂のことがどうしようもないくらい好きだ。

前に岳斗が美穂のことを好きだといった。

そして

俺に頂戴?と欲しい物をねだる弟の様に俺に言ってきた。




その事が頭の奥にあって、美穂は絶対譲らないって気持ちを込めてみんなの前で抱きしめた。


その時の岳斗の顔を見て、あいつもわかっただろうと思っていた。


カウントダウンの後に俺は彼女を連れてあるところへ行くことにしていた。




< 316 / 322 >

この作品をシェア

pagetop