いつか見つけてね。
「光信、

私まだ学生で、…

子供で、」



光信は水友の社長で、大人で、そんな私が釣り合うわけ無い。



そう言いかけようとしたら

「美穂は俺のこと嫌いか?」


「まさか、そんなことない。そんなことあるわけ無いじゃない。」



「よかった。

なら、そんなこと言うな。俺にとってそのままの美穂が俺の愛する美穂なんやから。」




光信を見つめ返すと顎に手を添えられてそのまま彼の唇が重なった。

ただお互いの気持ちを確かめるような優しいキス。

すっと唇が離れると


「だから、俺の側にいてくれるやろ?」


「うん。

そばにいてやるよ。


へへへ。」



自分で言って恥ずかしくて自分で光信の胸に頭を埋めた。








~2へ続く
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