いつか見つけてね。
こういう時、経験が少ない私はどうしていいか迷う。
兄も多分私と会うことを楽しみにしているはずだから、
この頃ずっと濱野さんと顔をあわせてばかりで、史君に連絡してなかったな。
テストが終わって家に帰ると荷物がリビングにあった。
でも、本人がマンションにいなかった。
仕事人間だから、もう行っちゃったんだろうか。
メールすると
(今、アキラと会ってる。メシ食って帰るから先に寝てろ。)
いきなりアキラさんに会ってた兄に驚いた。
それと同時に、
少し複雑な気持ちになった。
私の顔を見る前にアキラさんと会うほうが先なんだね。
その時、玄関のベルが鳴って、濱野さんのお裾分けがきたんだと思った。
私が少し脱力気味にドアにたつと
「美穂、元気ないな。
お兄さんは?
いないの?」
そんな風に言いながら優しく見つめてくれる濱野さんに
「一緒に食べよ?
それとも、もう食べました?」
なんて初めて一緒に食べようって誘った。
兄も多分私と会うことを楽しみにしているはずだから、
この頃ずっと濱野さんと顔をあわせてばかりで、史君に連絡してなかったな。
テストが終わって家に帰ると荷物がリビングにあった。
でも、本人がマンションにいなかった。
仕事人間だから、もう行っちゃったんだろうか。
メールすると
(今、アキラと会ってる。メシ食って帰るから先に寝てろ。)
いきなりアキラさんに会ってた兄に驚いた。
それと同時に、
少し複雑な気持ちになった。
私の顔を見る前にアキラさんと会うほうが先なんだね。
その時、玄関のベルが鳴って、濱野さんのお裾分けがきたんだと思った。
私が少し脱力気味にドアにたつと
「美穂、元気ないな。
お兄さんは?
いないの?」
そんな風に言いながら優しく見つめてくれる濱野さんに
「一緒に食べよ?
それとも、もう食べました?」
なんて初めて一緒に食べようって誘った。