いつか見つけてね。
濱野さんいいの?って伺うみたいに私のことを気にしてる。


「うん。

濱っちさんのうちでいいですか?」


と言うと持ってた皿を落としそうになってた。


「初めて、美穂から俺に興味もってくれたみたいやな。


メッチャ嬉しいわ。ほんま。」


関西弁とのギャップが激しくて私はクスリと笑った。


「すると、美穂が笑うんやったら、関西弁でおったほうがええかな?」



「ええよ。」

って返すと濱野さんが笑ってくれた。


どうして誘ったんだろうか、



史君とアキラさんが一緒なのは嬉しいことかのに。



でも濱野さんが喜んでくれて私のほうが嬉しかった。



この人の優しさがすっと私の中に入り込んでいた。




今日の料理は餃子と炒飯にスープがついていた。


手際よく皮を巻いてる姿を見ているとき


「俺学生時代にレストランでバイトばっかりしてたんだ。

だから、料理得意になったっていうか。


流石に、ケーキ屋でバイトはしなかったから。




そんなに甘いの沢山食べられないから。」


私は、学生時代の濱野さんが想像できて微笑んでた。


もっと彼のことが知りたくなった。
















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