いつか見つけてね。
「お兄さんにデート申し込んだらオッケーくれたから。


明日、忙しい?」


あっ、メール帰ってすぐに送ってくれてたんだ。

もう、あれから2時間は経ってる。


一応、返事しないとね。


「予定はないです。」送信。


するとすぐに返事が帰ってきた。


「じゃ、明日、8時に迎えに行く。


なんの準備もしないで。

おやすみ。」


8時って、夜の事?それとも朝?

準備しないって、どういうこと?!で





メールじゃわかりにくいので電話した。



「もしもし?美穂から電話なんて嬉しいな。


どうした?



明日、ダメか?」

声が少し低い。眠いのか、怒っているのか。


「すいません、遅くに電話して。


少し、わからない事があって。」

「何?」

「あの~、8時って夜のことですか?それとも朝ですか?」

「ああ。朝からだけどいいか?

連れていきたいところがあって。

だから、何も用意しなくていいから。





そのまま、起きたままでもいいよ。

俺は。

ジャージで行くから。」


「はい。わかりました。


ジャージで朝8時ですね。



おやすみなさい。」

「おやすみ、美穂。」


デートでジャージって、朝からジムにでも行くのかな。

早く寝て、体力温存しとかないと。


緊張して寝れないかと思ったけど、すぐに眠りについていた。





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