いつか見つけてね。
まだ夜も明けていないし、電車も通っていない閑散とした駅周辺。
コンビニで缶コーヒーを買ってから、その前においているベンチに座る。
ビル風が少し心地よくて、頭も体も落ち着いてくる感じがする。
コンビニで座っていると同じように私の隣に座った女性がいた。
歳は私よりも歳上、だって服装や態度でわかる。
「タバコいいかな?」
私に聞いてきたので
「いいですよ。って公道ですから。」
するとクスッと笑ってタバコに火をつけた。
「電車待ってるんでしょ。変なナンパにあわないように一緒にいてあげる。こんなところで一人座ってると、危ないよ。」
すごく人馴れしてる人だなって思った。
「あの、あなたも電車待ってるんですか?」
「ん?私?車。そこであなたが一人で座ってるの見えたから。お節介やきなの。送ってあげてもいいけど、かなり怪しいでしょ。」
「そうだったんですか。すいません、わざわざ。」
「気にしないで、あなた名前は?」
「美穂って言います。」
「美穂ちゃんか。私はアキラ。アキラって呼んでね。」
「いやっ、そんな歳上の人に呼び捨てなんて。」
あまりの無理矢理なアキラに結局のせられてアキラって呼ぶようになった。
社会人のアキラは26歳でネット会社の社長って言ってた。
車を見るとわかる、彼女お金があるんだと。
そして人を惹きつけるから、会社もいい会社なんだと思った。
コンビニで缶コーヒーを買ってから、その前においているベンチに座る。
ビル風が少し心地よくて、頭も体も落ち着いてくる感じがする。
コンビニで座っていると同じように私の隣に座った女性がいた。
歳は私よりも歳上、だって服装や態度でわかる。
「タバコいいかな?」
私に聞いてきたので
「いいですよ。って公道ですから。」
するとクスッと笑ってタバコに火をつけた。
「電車待ってるんでしょ。変なナンパにあわないように一緒にいてあげる。こんなところで一人座ってると、危ないよ。」
すごく人馴れしてる人だなって思った。
「あの、あなたも電車待ってるんですか?」
「ん?私?車。そこであなたが一人で座ってるの見えたから。お節介やきなの。送ってあげてもいいけど、かなり怪しいでしょ。」
「そうだったんですか。すいません、わざわざ。」
「気にしないで、あなた名前は?」
「美穂って言います。」
「美穂ちゃんか。私はアキラ。アキラって呼んでね。」
「いやっ、そんな歳上の人に呼び捨てなんて。」
あまりの無理矢理なアキラに結局のせられてアキラって呼ぶようになった。
社会人のアキラは26歳でネット会社の社長って言ってた。
車を見るとわかる、彼女お金があるんだと。
そして人を惹きつけるから、会社もいい会社なんだと思った。