メガネの天使
鏡に映る自分を食い入るように見つめる私…
そんな私を加賀美さんが不思議そうに眺めていた…
「音ちゃんて面白い子ね!」
「えっ!どうしてですか?」
「自分の顔なんて見慣れてるでしょ?
…それなのに、初めて見たみたいに驚いてるから…」
「いえ…初めて見たかも知れません…
私…小さい頃から目が悪かったから裸眼ではよく見えなくて…
だから私ってこんな顔してるんだぁ…って思ってて…やっぱり変ですか?」
「そうだったの!今まで随分損してきたのねぇ~~
じゃあ 初めてのご対面祝いに今日はメークもしてみる?
♡最高~に可愛く♡し・て・あ・げ・る・期待しててね♪」
鏡越しに私にウインクを投げた加賀美さんは踊るような所作で軽やかにハサミを入れていく
ヘアサロンBijou(ビジュー)は人気があるようで、予約のお客が次々に来店する
お店に迷惑を掛けないように、佳乃・優花・智美の3人は音の服を下見しに行くことが決まりサロンを後にする…
心配そうな私に加賀美さんは優しく声を掛けてくれた…
「大丈夫…心配しないで…うふっ♪こう見えても腕は確かなんだから…
音ちゃんはいつも何処でカットして貰ってるの?」
「家で母が毛先をパツンと切ってくれるので…オシャレなお店にそもそも落ち着かなくて…私、挙動不審ですか?」
「挙動不審ってことは無いけど…もう少し肩の力を抜いて深呼吸してみて
さぁ~(すーはぁー)リラッークス・(すーはぁー)リラッークス どうぉ?
まだ時間掛かるからハーブティー淹れてあげるね♪」
入店から約2時間が過ぎた頃ようやく髪は仕上げに掛かる
ドライヤーで髪を乾かしながら加賀美さんは簡単な手入れ方法やアレンジの仕方を親切且つ丁寧に指導してくれた…
そんな私を加賀美さんが不思議そうに眺めていた…
「音ちゃんて面白い子ね!」
「えっ!どうしてですか?」
「自分の顔なんて見慣れてるでしょ?
…それなのに、初めて見たみたいに驚いてるから…」
「いえ…初めて見たかも知れません…
私…小さい頃から目が悪かったから裸眼ではよく見えなくて…
だから私ってこんな顔してるんだぁ…って思ってて…やっぱり変ですか?」
「そうだったの!今まで随分損してきたのねぇ~~
じゃあ 初めてのご対面祝いに今日はメークもしてみる?
♡最高~に可愛く♡し・て・あ・げ・る・期待しててね♪」
鏡越しに私にウインクを投げた加賀美さんは踊るような所作で軽やかにハサミを入れていく
ヘアサロンBijou(ビジュー)は人気があるようで、予約のお客が次々に来店する
お店に迷惑を掛けないように、佳乃・優花・智美の3人は音の服を下見しに行くことが決まりサロンを後にする…
心配そうな私に加賀美さんは優しく声を掛けてくれた…
「大丈夫…心配しないで…うふっ♪こう見えても腕は確かなんだから…
音ちゃんはいつも何処でカットして貰ってるの?」
「家で母が毛先をパツンと切ってくれるので…オシャレなお店にそもそも落ち着かなくて…私、挙動不審ですか?」
「挙動不審ってことは無いけど…もう少し肩の力を抜いて深呼吸してみて
さぁ~(すーはぁー)リラッークス・(すーはぁー)リラッークス どうぉ?
まだ時間掛かるからハーブティー淹れてあげるね♪」
入店から約2時間が過ぎた頃ようやく髪は仕上げに掛かる
ドライヤーで髪を乾かしながら加賀美さんは簡単な手入れ方法やアレンジの仕方を親切且つ丁寧に指導してくれた…