メガネの天使
初めてのデート
翌日の午後に新之介さんと待ち合わせて初めてのデートに出かけた…
着る物は佳乃たち3人が困らないようにコディネートしてくれていたので
服をそのまま着るだけで良かったけれど…
ヘアスタイルとメイクは自分でしなくちゃいけなくて…
やっぱり加賀美さんがしてくれたように出来るはずもなく…
付き合って直ぐに新之助さんをガッカリさせることになるかもしれないと心配だった…
待ち合わせ場…駅地下の目立つ看板の前を目指し歩く
すると知らない男の人から声を掛けられた!
「一人で買い物ですか?良かったら一緒にランチをしませんか?」
会社員?背が高く顔も割とイケてる人が何故私に声を掛ける…
キャッチセールスか何か?
「私…大学生でお金もないので何も買えませんから」
私の返事に男の人が笑っている
「あはは…面白いかわしだね!可愛いし…ますます気にいちゃったよ」
「私が可愛い?」
「そーだよ!毎日鏡見てるんでしょ?」
そんなやり取りをしているところに新之介さんが走ってくる
「音ちゃん…どうしたの?知り合いの人?」
「新之介さん…ううん…いまそこで声を掛けられたの」
私の言葉に新之介さんの表情が険しくなり、男性を威嚇するように睨みつている
「ごめん…彼と待ち合わせだったのか…あはは…彼女無自覚だから君…苦労しそうだよね!」
男の人は勝手なことを呟いて去っていく
その後ろ姿を見ながら新之介さんは「はぁ~」とため息をついてしゃがみ込む
「初日からこれかぁーー結構なダメージだな!やっぱり家に迎えに行けば良かったよ」
新之介さんの意味不明な呟きに戸惑ってしまう
「新之介さん…怒ってるんですか?」
「怒ってないよ!おとちゃんは何も悪くないし…
ただこれからも今みたいに男に声を掛けられるはずだから無視して相手をしないで欲しい」
着る物は佳乃たち3人が困らないようにコディネートしてくれていたので
服をそのまま着るだけで良かったけれど…
ヘアスタイルとメイクは自分でしなくちゃいけなくて…
やっぱり加賀美さんがしてくれたように出来るはずもなく…
付き合って直ぐに新之助さんをガッカリさせることになるかもしれないと心配だった…
待ち合わせ場…駅地下の目立つ看板の前を目指し歩く
すると知らない男の人から声を掛けられた!
「一人で買い物ですか?良かったら一緒にランチをしませんか?」
会社員?背が高く顔も割とイケてる人が何故私に声を掛ける…
キャッチセールスか何か?
「私…大学生でお金もないので何も買えませんから」
私の返事に男の人が笑っている
「あはは…面白いかわしだね!可愛いし…ますます気にいちゃったよ」
「私が可愛い?」
「そーだよ!毎日鏡見てるんでしょ?」
そんなやり取りをしているところに新之介さんが走ってくる
「音ちゃん…どうしたの?知り合いの人?」
「新之介さん…ううん…いまそこで声を掛けられたの」
私の言葉に新之介さんの表情が険しくなり、男性を威嚇するように睨みつている
「ごめん…彼と待ち合わせだったのか…あはは…彼女無自覚だから君…苦労しそうだよね!」
男の人は勝手なことを呟いて去っていく
その後ろ姿を見ながら新之介さんは「はぁ~」とため息をついてしゃがみ込む
「初日からこれかぁーー結構なダメージだな!やっぱり家に迎えに行けば良かったよ」
新之介さんの意味不明な呟きに戸惑ってしまう
「新之介さん…怒ってるんですか?」
「怒ってないよ!おとちゃんは何も悪くないし…
ただこれからも今みたいに男に声を掛けられるはずだから無視して相手をしないで欲しい」