メガネの天使
幸せになるジンクス
シン君とのデートの翌日
「詳しくデート内容を報告しなさい」と呼び出された学食
「「「…うそーーー」」」
3人の叫び声がお昼休みの学食中に響き渡る
「3人とも声が大き過ぎるよ…もう少し静かに話して…」
「マジで驚いた!」
これはショック隠しきれない優花の発言
「まさか音が一番先になるとは思って無かったなぁー」
しみじみと智美が呟く
「シン君は『あの場所』のジンクスなんて知らないはずだから全くの偶然だろうけど…」
戸惑いながら佳乃が言った言葉に全員が頷いた
『あの場所』とは私たちが幼稚園の頃から信じているあるジンクスに纏わる場所のこと
『幸せになるジンクス』
愛しあう2人が教会の大きな木の下で誓いのキスをすると幸せになれる
大学生のしかも二十歳を過ぎた、いい大人になった今でも私たち4人は子供の頃に知った
『あの場所』のジンクスを信じている
そしていつの日か愛する人と永遠の誓いをする時には絶対に『あの場所』でと決めていた
「ファーストキスだからノーカウントでお願いします!って神様にお願いする?」
優花の言葉が可笑しくて4人とも笑い出していた
「シン君にはジンクスのこと内緒にして…変なプレッシャー与えたくないから…」と
3人に口止めしていたら
「こんにちは…ジンクスのことは内緒?プレッシャーって何?」
今一番この場に居て欲しくないシン君がニコニコと尋ねてくる
4人とも困った表情のまま返答に窮してしまっていた
「詳しくデート内容を報告しなさい」と呼び出された学食
「「「…うそーーー」」」
3人の叫び声がお昼休みの学食中に響き渡る
「3人とも声が大き過ぎるよ…もう少し静かに話して…」
「マジで驚いた!」
これはショック隠しきれない優花の発言
「まさか音が一番先になるとは思って無かったなぁー」
しみじみと智美が呟く
「シン君は『あの場所』のジンクスなんて知らないはずだから全くの偶然だろうけど…」
戸惑いながら佳乃が言った言葉に全員が頷いた
『あの場所』とは私たちが幼稚園の頃から信じているあるジンクスに纏わる場所のこと
『幸せになるジンクス』
愛しあう2人が教会の大きな木の下で誓いのキスをすると幸せになれる
大学生のしかも二十歳を過ぎた、いい大人になった今でも私たち4人は子供の頃に知った
『あの場所』のジンクスを信じている
そしていつの日か愛する人と永遠の誓いをする時には絶対に『あの場所』でと決めていた
「ファーストキスだからノーカウントでお願いします!って神様にお願いする?」
優花の言葉が可笑しくて4人とも笑い出していた
「シン君にはジンクスのこと内緒にして…変なプレッシャー与えたくないから…」と
3人に口止めしていたら
「こんにちは…ジンクスのことは内緒?プレッシャーって何?」
今一番この場に居て欲しくないシン君がニコニコと尋ねてくる
4人とも困った表情のまま返答に窮してしまっていた