恋愛論



飲み会をお開きにして、あたし達は駅へと向かった。


ホームで皆と別れを告げた後、あたしは一人また駅をでる。


もちろん向かうのは、由宇の家。


「由宇?」


呼んでみたけど返事がなくて。


あたしはいつものように勝手に上がる。


バスルームから聞こえるシャワーの音。


どうやらシャワー中らしい。


あたしは由宇のベッドに横たわり、由宇の高校のアルバムを見る。











< 32 / 56 >

この作品をシェア

pagetop