正反対の2人が出会ってしまいました。




「あちゃー、ちぃも相変わらずだね~」

はい、いきなりぐるっと視界が反転したかと思ったら後ろに倒れました。

しかも頭から。

…痛いです。
頭はもちろんですが、いろんな人からの視線が。

慣れてるとは言っても、初日から変に注目はされたくなかったな…。


「…それで、美夜。
何組だったの?」

「あっ、そうそう!
あたし達2人とも4組だったよ」

あ、また美夜と同じだったんだ…

とことん運が悪い私も、美夜とのこの不思議な縁は切れたことがないんです。

もうここまできたら運がいいとゆうよりも、腐れ縁。




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