sweet memory ~奏大side~




それからどのくらいの時間が経ったのだろうか。
暫く沈黙が続いた後、野上麻衣が口を開いた。









「私は初めから彼女に負けていたのね…」








そう言った野上麻衣の表情はとても辛そうで、目に涙が溜まっていた。





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