sweet memory ~奏大side~
それから2人は、雨宮の家で昼食を頂き、家に帰って行った。
「ただいま~」
「退院したばかりで疲れたか?」
「ううん、大丈夫。それにしても、創くんがついに結婚かぁ~…」
「あぁ…」
「奏くん知っていたの?」
「まぁな」
「だからあの時、驚いていなかったんだね」
「事前に創から今日、ご両親に言うことを聞いていたからな」
「そっか…」
リビングへ行くとソファーに座った花菜。
奏大は花菜の隣に腰掛けた。