sweet memory ~奏大side~
*デート
荷物の整理が終わると、食材を買いにスーパーへと向かった。
「何が食べたいですか?」
「時間も時間だし、簡単なもので良い」
「何にしようかなぁ~」
花菜は食材を見ながら何を作ろうかと考えていた。
その後ろ姿はとても楽しそうで、花菜の姿を奏大は微笑んで見ていた。
ある程度の食材を買い込むと、2人は家に帰った。
家に帰ると、奏大も夕食の支度を手伝った。
花菜は、実家に住んでいる時から母親の手伝いをしていたこともあり、手際も良かったが、奏大が手伝ったこともあり、早く作り終わった。
そして今は、2人で片付けをしているところである。