笑顔を忘れた天使【完】


「私が好きな人はみんな居なくなる…」


鼻がツーンとする


「だからもう私は誰も好きにならない…」




ふわっ

洸がいつもつけている香水のにおいがした


「つっ」


洸が…泣いていた…


泣きながら……私を後ろから抱きしめていた…



「なんで洸が泣くのよ……」




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