笑顔を忘れた天使【完】


コーヒーを一口飲んでおじさんは話し出した


「君はひなの彼氏か?」

これは予想通りの質問だった


「いいえ…でも俺はそうなりたいと思っています」



「そうか…名前は?」

「星野洸です」


少し驚いた表情を見せた

「星野さんのところの息子さんか…」


「父を知っているんですか?」


「仕事でよくお世話になってるよ」


仕事で…


なんの会社に務めているんだろう…




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