笑顔を忘れた天使【完】
次の日はいつもと同じように洸と車で登校した
教室につくと
「ひな!!」
綾芽が抱きついてきた
「どうしたの!!」
「だって昨日電話するって言ったのにかけてこないから…」
忘れてた…
「ごめん!!」
「何もないならいいけどさ〜」
綾芽は口を尖らせた
「ひなと綾芽ちゃん!!今日は雪と生徒会の仕事だからお昼は二人で食べてくれるか?」
「うん」
「じゃあこれ」
渡された小さなお弁当
「帰りにな?」
生徒会の仕事ってなんだろう…