笑顔を忘れた天使【完】

洸side

「なぁ知ってるか?」

「何を」

「今年の1年に金髪の子がいるらしい」

今年、生徒会長になった俺は入学式の挨拶を、副会長の雪(せつ)に考えさせていた

「へ〜女?」

「そう。すごく可愛らしいよ」

「天使のひなちゃんって呼ばれてるみたい」

「天使ねぇ〜」
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