レンタル彼氏【完全版】
その日はおもいっきりカラオケで歌って、店を出た頃にはすっかり元気を取り戻していた。
あまりにもマイクを占領する私に順二と和からクレームが入ったけど、気にせず歌った。
「和、順二っ、ありがとう!」
帰り際、私は二人に向かって礼を言った。
心配してくれた二人の気持ちが素直に嬉しかった。
「何言ってんの!?別に私がカラオケ行きたかっただけだし」
「勘違いすんなよー?」
和と順二は声を揃えてそう言うけど、私はふふんっと満面の笑みで返した。
「じゃ、私帰るからっ」
「えっ?」
「じゃーねー!」
「おいっ!」
止める私と順二の声も聞かず、和はさっさと帰って行った。
あまりにもマイクを占領する私に順二と和からクレームが入ったけど、気にせず歌った。
「和、順二っ、ありがとう!」
帰り際、私は二人に向かって礼を言った。
心配してくれた二人の気持ちが素直に嬉しかった。
「何言ってんの!?別に私がカラオケ行きたかっただけだし」
「勘違いすんなよー?」
和と順二は声を揃えてそう言うけど、私はふふんっと満面の笑みで返した。
「じゃ、私帰るからっ」
「えっ?」
「じゃーねー!」
「おいっ!」
止める私と順二の声も聞かず、和はさっさと帰って行った。