✰perfect LOVEs✰



あれ?あの後ろ姿………。


『おい玖薇』

「うわっ⁉︎」


何だ?


必要以上に驚く玖薇。


『何してんだよ?』


道端に座っていた玖薇を見て
俺はとっさに話かける。


へらり笑って俺を見上げる。


「慣れないゲタ履いちゃ
ダメだね………。」


見ると靴擦れをおこしていた。


真っ赤になった足をさする。


『…………。』


「神くん早く行かなきゃ
始まっちゃうよ?」


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