キミと恋した痕跡

体育があれば時間は早く過ぎる。
きっと…

姫華は用事で三時間目にはいなかった

理科室に向かっていた

皆一緒には行ってくれなかったから一人で。

理科室に行く途中階段を降りていたとき
背中に温もりがあり

力強く私を押した

私は18段の階段を体全体で

受け止めていた
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