キミと恋した痕跡
帰り道の途中、ふいに希が歩きをとめた

「美希.目…閉じて」

「え?」

「早く」

言われたまま目を閉じた

すると



近づいてくる希の香りがして


………

希の手が私の首もとに当たったとき

冷たい感触が伝わった

「目…開けて良いよ」

私は冷たい感触がした首もとを見ると



ネックレスがあった
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