キミと恋した痕跡
私の両親を席に座らせると
希のお母さんはバックから
小さな。
でも可愛く
ラッピングされてる
箱を出した
「それは…?」
私が聞くと答えてくれた
「希が…美希ちゃんに贈ろうとしてたものなの」
「え…?」
「これを綺麗にラッピングした時…あの子…
かなり笑顔だった
初めてみたかもって思う程
輝かしい笑顔だった
それを見たときあの子がどれだけ
美希ちゃんを想ってるのか伝わったの」
涙を流しながら語ってくれた
希のお母さんに私は
どんな言葉をかければ良いのだろう…
私はどんな事で涙を止められるのだろう