−大切な過去−
あたしは真由と里沙と行動する事になった。

その日は、あたしの先輩達と真由達で単車に乗ったりして、罪に対する罪悪感が薄れていった。

気付けば、タバコなしではイライラし、1日に2箱ぐらいは吸っていた。

そんな家出中、親からの連絡が凄かった。

「今なら怒らんけ、帰ってきんさい」

「てめー早く帰ってこい」

など、留守電が何件も入っていた。

ついには、警察に捜索願いを出すと言い出した。

家出3日目、外で真由と喋っていると向こうから人影がやって来た。

え…………?
なんで………?

父親が居た。

入院しているはずの父親が。
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