−大切な過去−
「ここにおったんか…早く帰れ…」

父親はそう言うとどこかに行った。

「え…今の親?」

「うん…入院しとるはずやのに…」

あたしは頭の中がパニック状態になり、何も考えれなかった。

とりあえず、父親を追い家まで着いた。

家に着いた途端殴られた。

「心配かけんな!!!」

あたしは病院に行かないと行けない程殴られた。

「あんたが人の事言える?自殺とかしやがってお母さんに心配かけとるやん!今日だって病院抜け出したんじゃねーの?」

父親の気持ちも考えずに反論した。

父親の顔はみるみる変わっていった。

しまった…
いけない事言った…

自分の発言に後悔した。
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