−大切な過去−
2年
ついにクラス替えがやってきた。

「どうせまた学校来れんくなりそうやんっ」

「それでも千佳がおるやん!大親友なんやき!」

千佳はいつも励ましてくれていた。

父親が自殺をしようとした時もずっと近くにいてくれた。

何も言ってこなかったけど、近くに居てくれた事が嬉しかった。
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