−大切な過去−
進級早々、体育祭があるとのことだった。

「だるいねー!」

恵美は言った。

恵美は仲良くしてる子で、れいと恵美とあたしとで行動していた。

2年になってから、毎日きちんと学校に来るようになっていた。

学校が楽しいって思えるようになった。

れいと恵美はあたしを必要としてくれて居た。

毎日毎日

明日も学校来てね!

と、帰り際に言ってくれていた。

サボっていた日には、電話をくれ心配してくれていた。

嬉しかった。

友達っていいなあって素直に思えた。
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