−大切な過去−

最愛の人。

一ヶ月記念日、あたし達の恋は終わった。

親同士が無理矢理終わらせた。

ップーップーップー

という機械音を聞いて実感した。

−もうこの機械からたっちゃんの声を聞くことはない−

涙が一気に出た。

とめどなく溢れた。

「いやだーっ!!!!!!!!」

叫びまくった。

泣きまくった。

気がつくと夜中。

腕にはリスカの跡。

会いたいよ………

大好きだよ…?

もう死んでいいや…
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