−大切な過去−
「ほおらまた泣きよる!泣いちゃいかんって!明日、学校でうちが胸かしちゃるけんさ!泣かんでえ」

なつみ優しすぎるよ。

なつみがいなかったらあたしどうなってただろ…

「なつみありがとう。なつみも複雑だったよね。お兄ちゃんが友達と付き合っとったとか…」

「いやいやかなたがそんな思わんでいいけん!」

安心した。

あたしは急に眠くなった。

「なつみ、明日胸かして貰うね!なつみの声聞いて安心した。もう寝るね!おやすみ。」

あたしは電話を切るとすぐに眠りに着いた。
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