−大切な過去−
次の日、れいと恵美に全て話した。

「かなた幸せもんやん!最後までちゃんと愛されとる。たっちゃんに出会えたこと感謝せなね!」

そう言ってくれたのはれいだった。

れいはあたしを泣かせないように明るく言ってくれた。

「恵美もそんな恋してみたいー!」

恵美に言われた。

複雑な気持ちになった。

この別れ方は望まれない別れ方じゃない?

きっと恵美なりに励ましてくれたんだよね!

2人ともありがとう。
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