−大切な過去−
「たっ、高北…」

「何で来たのみたいな顔すんなよ!w俺高橋を慰めに来た。慰めれるか分からんけど、努力する」

「………告白?w」

あたしは泣きそうなのを必死に堪え、ふざけた事で自分を隠した。

「ちげえよ馬鹿…w」

高北がすぐに反論する。

高北はあたしの事何て思ってるんだろう?

かわいそうな奴、とかだったら嫌だな…

「あたし帰る…。」

一人になりたかった。

たっちゃん…ねえ、今なにしてる?…

「じゃあ俺が送って行くよ。皆ばいばい!」

そう高北は言い、あたしの手を取り強引に連れて行こうとした。

「高北…なんでそんなに優しいわけ?あたし高北が分からない」

同情なんか嫌い。

嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い。…

「友達が目の前で悩んでるのにほっとくわけないだろ?」

友達…?

今高北、友達って言ったよね?
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