−大切な過去−
なつみ…早く喜んだ声聞かせてよ…

なつみと高北の喜びはあたしの喜び…

この時は、悲しんでる事を自覚したくなかったんだ。

悲しみ苦しみ、その気持ちを隠し続ける決意をした。

なつみから電話が来た。

なつみ「かなたあああ(泣)うち高北と付き合う事になった!色々高北から聞いたよ!まじでありがとう。大好き!」

「良かったじゃん!幸せになりなよ!そうしないとゆるさ…な…」

あたしは泣いてしまった。

何で自分の気持ちに嘘を付いてるの?

本当は喜んでないよね?

なつみ「えっ?かなた?どうした?」

「ごめんごめんっ(笑)2人が幸せそうでかなり嬉しくて泣いちゃったわ(笑)」

あたしは決めたんだ。

なんとしてでも高北となつみを応援する。

自分の気持ちに嘘をつき続ける。

そして、高北を忘れる。
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