君との時間
「うん。でもね…。亮くんに会った。」
「亮くん?誰?」

首をかしげてる未来。
あっ…そうか未来に話してなかったな…。

「亮くんはね…。」

-キーンコーンカーンコーン

私が話そうとすると、運悪くチャイが鳴った。

「姫衣、後で話して!」

私にじゃっと手をふって、自分の席に座った。

「今日は転校生を紹介するぞー!」
教室に入ってきた担任の声とともに、クラス中が騒がしくなる。


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