君との時間
「怒るなよ。もう一回してやるから。」

「いいです!」

近づけてくる廉の顔を手のひらで押さえる。

「いでっ!乱暴だなー。」

頭をかきながら私を見る。

そんな廉もかっこいいと思ってしまうって事は相当好きなのかも……。


「姫衣…」

「な…何?」

キスされると思ってしまった私は反対側を向いて返事をした私。




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