Sweet Room~貴方との時間~【完結】
綺麗にできているロールキャベツは味もいい。コンソメの味が染み込んでいて、さっぱりとした味が食欲をそそった。
「杉山、ロールキャベツ美味しい。朝から大変だったんじゃない?」
「そんなことないですよ。昨日、鍋の準備の時にロールキャベツの下ごしらえもしておいたんで。朝、やったのは煮るだけですから」
「手際、いいんだね。仕事の手際の良さも、こういうところから培われてるのかも」
1人で勝手に関心をしていると「佐伯さん、今日、買い物にでも行きませんか?」と誘われた。
宏実さんはニヤニヤしながら杉山の顔を見ている。
「え?」
「天気もいいし、1日部屋にこもってるなんて、もったいなくないですか?」
「そうだよ、ナオちゃん。この際、普段は買えない重いものとか買って、涼太に運ばせれば」
ロールキャベツを平らげた宏実さんにもそう言われた。
昨日、杉山と話したあと、これからのことを少し考えてみた。まず最初にやりたいことというか、やるべきことが思いつき、それ今日実行してしまおうと決める。
「うん。杉山にちょっと付き合って欲しいかな」
「はい。車の方がいいですか?」
「うん。できれば車の方がいいな」
「わかりました」
「杉山、ロールキャベツ美味しい。朝から大変だったんじゃない?」
「そんなことないですよ。昨日、鍋の準備の時にロールキャベツの下ごしらえもしておいたんで。朝、やったのは煮るだけですから」
「手際、いいんだね。仕事の手際の良さも、こういうところから培われてるのかも」
1人で勝手に関心をしていると「佐伯さん、今日、買い物にでも行きませんか?」と誘われた。
宏実さんはニヤニヤしながら杉山の顔を見ている。
「え?」
「天気もいいし、1日部屋にこもってるなんて、もったいなくないですか?」
「そうだよ、ナオちゃん。この際、普段は買えない重いものとか買って、涼太に運ばせれば」
ロールキャベツを平らげた宏実さんにもそう言われた。
昨日、杉山と話したあと、これからのことを少し考えてみた。まず最初にやりたいことというか、やるべきことが思いつき、それ今日実行してしまおうと決める。
「うん。杉山にちょっと付き合って欲しいかな」
「はい。車の方がいいですか?」
「うん。できれば車の方がいいな」
「わかりました」