誠61友
アレから優也の好きな人の話題も忘れられて済んだ。
少し秋の風が気持ち良く感じ夏の終りが近ずいている頃……
私は朝いつものように教室に入ると…
直人と洋介が睨みあっている。
少ししてから美来が来た。
美「なんかあったの?どぉしたのあの2人?」
梨「さぁ…分んない。」
よし!聞きに行こッ。
梨「ネェなんかあったの?」
直「洋介が勝手に運動会のリレーのアンカー勝手に俺に決めちゃってるから……」
洋「違う!お前このあいだ『リレーでアンカー走って1位になって凪に良いとこ見せたいな』って言ってたからアンカーにしたんだ!」
はぁ…心配して損した。
美「アンタらそんなくだらないコトで朝っぱらから睨み合ってたの??」
梨「はぁ…洋介もなんで優也に聞いてから決めなかったの?…てか直人もなんでアンカーになったぐらいでそんなに怒ってんの?」