彼方は、先生だけど旦那様。

「さっそくなんだけど、恋々さん。」

「はいっ。」

お母様が切り出しました。


「結婚式は8月くらいに挙げようと思っているのだけど大丈夫?」



あ、そっか結婚式挙げないといけないですもんね汗

「はい!大丈夫です!」


「良かった!このくらいの時期なら
だいぶ恋々さんも生活に慣れてくれてるかなと思ってね。」




……じわっ……



「…!?え!れ、恋々さんっ!?」


気づきたら私は涙を流していました。




…そこまで私の事を考えてくれていたなんて……。
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