彼方は、先生だけど旦那様。

ぐさっ。



か、薫様怖いぃ…泣


さっき微笑んで見えたのはやっぱり涙のせいなのでしょうか?

「ほら、案内してやるから。」

「はっはい!!」

そう言って薫様が歩き出したので、
私もそれについていき
廊下に出ました。








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「…ふふっ。薫がちゃんと動いてくれるなんて。」

「薫、恋々ちゃんのこと相当気に入ったのかもしれんなあ。はははっ。」
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