彼方は、先生だけど旦那様。

「あのっ!
私、掃除しますよ!
料理も一応できますし…。」

これくらいのことはしたいです。

「でももう足りてるのよね。汗」

「それなら、家政婦さんと一緒に
掃除して、料理もします!
…だめですか??」

鷹峯家の皆さんの役にどうしても
立ちたいです!!

そういうとお母様は
困ったような顔で微笑み、

「ふふっ。
恋々さんって、困るくらい
優しい人なのねっ。」

「え、あ、いや、そんなことはっ」

「ありがとう。
じゃあ、料理と掃除を手伝って
貰おうと思います!」

そう言って私の頭をポンポンする
お母様。
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