彼方は、先生だけど旦那様。
「わ、私もっ…
楓…んくっ…楓君のお嫁さんに
なりたかった…っ。」


楓君の背に腕を回す私。

涙で息を詰まらせる私の頭を
優しく撫でてくれる楓君。






「僕も。
僕も恋ちゃんの旦那さんになりたい。
…僕だけの…
恋ちゃんにしたい。」

「楓君…。」




そのまましばらく
抱きしめあって…。
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