彼方は、先生だけど旦那様。
気持ちは通じているのに

この人と一緒になれないなんて。


楓君…
楓君楓君楓君楓君楓君……。


…こんなにも好きなのに…。





「このまま、
二人で遠くに逃げれたらな…。」

ふいに楓君がそう言いました。


確かにそうです。
それができたら、どれだけ楽か…。

















「おい。
いまから入学式なんだけど。
そこでなにしてんの?」
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