プラチナブロンドに愛されて!!
第一章
「お疲れさま」
「お疲れさま」
今日も一日終わった。
更衣室で着替えを済ませて何人かと一緒に会社を出る。
うん?
なんだかざわざわしている。
ま、オフィスが都心にあるから賑やかなのは当たり前なんだけど、いつもと様子が違う。
「わっ!凄いイケメン」
「ほんと。それにあの車かっこいい」
みんなが見てる方に目を向けると確かに黒のスポーツカーが止まっていて、その車に凭れるようにプラチナブロンドの髪にサングラス姿の背の高い男が。
外人かしらね。
と、思っていると
こちらを向いたと思ったら!
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