プラチナブロンドに愛されて!!



「琴ちゃん」

「うん?」

「琴ちゃんも男に守ってほしい?」

「えっ?あ、うん。私だって女の子だからそりゃ男の子に守ってほしいよ」

「そうか。そうなんだ」

クッキーをポリポリ食べながら何かぶつぶつ呟いてる。

「冬真?」

「琴ちゃん」

「うん?」

「僕イギリスに行くよ」

「えっ?」

「強い男になる。もう泣かない。琴ちゃんを守ってあげることが出来る男になるよ」

「冬真」

拳を握りしめ

「琴ちゃん、僕…頑張るからね」

急に決意を固めた冬真についていけず、 でも冬真が自分で決心したんだから

「冬真、頑張ってね。私も応援してるから」

「うん。琴ちゃん待っててね」

こうして冬真はイギリスに渡った。


◇◇ ◇◇◇
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