プラチナブロンドに愛されて!!



一階のレストランに案内されて

「じゃあ取りに行くか」

「うん」

って…

「冬真」

「ん?」

「バイキング分かってるよね?」

「それくらい知ってる」

あらら。 膨れちゃったよ。 こんなとこは昔のままだわ。

適当に料理をお皿に取りテーブルに戻り

冬真も同じようにお皿に盛って戻って来る。

あらあら、周りの女性客が冬真を見ている。

う~ん確かにイケメンだもんね。

あの頃から可愛かったけど今は男らしくなってる。

これが8年の歳月かしらね。

「どうかした?」

えっ? あ、いけない。

「ううん。食べようか」

「ん。あ、お酒は?」

「いいよ。冬真も車だし。てか冬真飲めるの?」

今年21歳になったのは知ってるけど。

「ん、少しだけなら」

「そっか。冬真も大人になったんだね。じゃあ今日はジュースで乾杯しよう」

「ん」

冬真はコーラ 私はジンジャーエールで

「乾杯」


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