プラチナブロンドに愛されて!!
「俺だよ俺」
どうもこのプラチナブロンドは日本人のようです。
…なんて、どうでもいいのよ。
日本語が分かるんなら
「は、離してって言ってるでしょうが!離さないと強制猥褻罪で訴えますから」
「相変わらず気が強い」
漸く離してくれた。
こんな変態男ほっといて向きを変えようとすると
「どこ行くんだよ?」
腕を掴まれてまた引き寄せられた。
「どこにって貴方に関係ないでしょうが」
「関係あるし」
「はぁ?」
「あの~白城さん」
「私達帰るわね」
「えっ?」
「じゃあね」
手を振りながら帰って行く。
ち、ちょっと!
私を見捨てるの?