プラチナブロンドに愛されて!!
自分の部屋に入り鍵をかける。
「おい琴って!開けろ」
ドアをドンドン叩いてる。
チェーンをかけたままドアを薄めに開け
「近所迷惑だから」
「だから開けろって」
相変わらず我が儘なんだから。
「今日はもう疲れてるから寝るの。冬真も引っ越しやらで疲れてるでしょう?もう寝なさい」
「俺は」
「いい子だから。はい、おやすみなさい」
冬真の鼻の先でドアを閉めた。
「う~ん仕方ないな、疲れてるんじゃ。ゆっくり寝ろよ。おやすみ」
隣のドアの開く音。
はぁ~
つ、疲れた。
リビングのソファーに崩れ落ち一息。
この数時間があまりに目まぐるしくて頭がついていかない。