プラチナブロンドに愛されて!!
とにかく今晩は何にも考えたくない。
お風呂に入って寝よ。
明日は土曜日
土日は休みじゃないけど今週末は珍しく休みが取れたので実家に帰る。
家に帰って、出来たらお隣さんにも冬真のこと聞こう。
何がどうなってるのか私にはさっぱり分からないもん。
バスタブに体を横たえているうちに眠気が襲ってくる。
何とかお風呂から出て頭を乾かすのもそこそこにベッドに入り直ぐに夢の世界へ。
――
―
「琴ちゃん琴ちゃん」
小さい冬真が泣きながら私の後を追っかけてくる。
「琴ちゃん琴ちゃん」
小学生の冬真がニコニコ笑っている。
「琴、琴」
プラチナブロンドの冬真が…
――
―
わぁっ!
ゆ、夢?
せっかく寝たのに。
何で冬真の夢を見なくちゃなんないのよ。
――
―
インパクトがありすぎたのよね。
あの可愛い冬真が背も高く筋肉質の男らしいイケメン。
それもプラチナブロンド。
それに変なことを言い出すし、隣の部屋に住むなんて。
私の頭がパニック起こしても仕方ないわ。
はぁ~
疲れた。
もう寝よ。