プラチナブロンドに愛されて!!



「結構なお点前で。はぁ~やっば祖母ちゃんのお茶は美味いね」

「これ冬真」

フフフ…相変わらずなんだから。

「冬真、イギリスでお茶は?」

「ん、たまに自分で点てて飲んでた。でもあっちは高いんだよね抹茶」

「そうなの?」

送ってもらえばいいのに。

私の思いが顔に出ていたのか

「抹茶さえも自分で買えってさ」

「えっ?」

思わず先生と弥生おばさんの顔を見てしまった。

「えぇ。お義父さんも主人も何も送るなって」

「へぇ~そうなんですか?」

そこまで徹底してるんだ。

「そ。マジに鬼!」

「誰が鬼だって?」

襖を開けて入って来たのは

「出た!鬼1号」

お祖父ちゃん登場。



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