プラチナブロンドに愛されて!!



「で、琴ちゃんはいつうちの坊主と結婚してくれるんだ?」

「はぁ?」

お、お祖父ちゃん、いきなり何をおっしゃいました?

「あ、あの」

「うちじゃみんな楽しみに待ってるんだ。なぁ、芙美子」

芙美子とはお祖父ちゃんの奥様、私の師匠の名前で…って、そんなことは今は関係ない。

「えぇ。ね、弥生さん」

「はい。琴ちゃんなら安心して冬真を任せられます」

「……」

な、なんでみんな普通にそんな話しをしてんの?

てか、どこからそんな話しがでてきたのよ?

冬真を見ると… コイツもニコニコしてるし。

ちょっと!

いったいどうなってんのよ?

誰か詳しく説明してよ。

私の頭がパニクってると追い討ちをかけるように

「お~琴ちゃん」

襖が開いたかと思うと

「出た!鬼2号」

冬真のお父さん登場。







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